チラシB面全文データ
「2001年宇宙の旅」
2001年新世紀特別版公開時配布版
■アカデミー賞
最優秀特殊効果賞
同賞ノミネート 美術監督賞 監督賞 脚本賞
■「映画評論」選出ベストテン第1位
■文部省特選、同選定 SF映画が文部省特選を受けたのは史上初。
■青少年映画審査会推薦
■国際カトリック事務局映画賞
■英国アカデミー賞
最優秀美術監督賞
最優秀撮影賞
最優秀サウンドトラック賞
同賞ノミネート 作品賞
■ダヴィッド・デ・ドナテーロ賞
■ヒューゴー賞
ベスト・ドラマティック・プレゼンテーション
■1975・76・77・78・80・81年「ぴあ」読者選出
「もあテン」第1位
■「キネマ旬報」選出
「日本公開外国映画史上ベストテン」第2位
■「ザテレビジョン」別冊「ザ・ビデオ」選出
「SF&ホラー・ビデオ作品ベスト70」第1位
■「キネマ旬報」戦後復刊1000号記念
「外国映画史上ベストテン」第1位
2001:a space odyssey
『ツァラトゥストラはかく語りき』の荘厳な響きとともに、多くの人によっていくたびも語られてきた『2001年宇宙の旅』が幕を開ける。映画史上もっとも影響力のあった作品のうちの1本とされ、世界中で再上映を望む声がやまない映画。
モノリスの解釈から結論の意味まで、全編が謎に満ち、いまだに議論がつづく映画が、デジタル・リミックス・サウンドと、初公開時の70mm画面サイズの迫力を35mmで再現した新世紀特別版として、今、スクリーンによみがえる。
『2001年宇宙の旅』は、完全主義者のキューブリックによってあらゆるシーンが細部にわたるまで厳密な科学的裏付けによって作られている。
1960年代半ば、ケープ・ケネディ宇宙基地で、ほんの2〜3トンのカプセルを地球の低い軌道に乗せようとNASAが悪戦苦闘している頃、キューブリックは次の世紀で木星の軌道に乗せられた宇宙船の乗組員がどうしたら生存を続けられるのかの知識を得ようと必死になっていた。
考えてもみてほしい。この映画が作られた当時、人類はまだ月に降り立っていなかったのだ。
映画が完成した時、スタンリー・キューブリックはまだ39歳の若さだった。
キューブリックは死に、そして、2001年がやってきた。
33年前、2人の天才が作り上げた未来という名の壮大な虚構。
世紀をこえて生き残ったわれわれは、彼らが描いたその「未来」の位置に立って今、もういちど味わうことができる。
かつて原作者アーサー・C・クラークは「この映画が本当に成功したかどうかを知るには、2001年になってみないとわからないだろう。」と語った。
それを検証する特権を、世紀を超えて生き残った私たちは手にしている。
さあ、映画館へ。
恐怖に酔い、美しさに戦慄し、謎に魅惑される、あの衝撃的な体験が、私たちを待っている。
「究極的なSF映画。どんな人でもこれ以上の映画を製作することは非常に困難だ。」
映画監督 ジョージ・ルーカス
■1968年アメリカ映画■上映時間2時間29分■原作:ハヤカワ文庫刊
●コメントは'68年公開当時の「2001年宇宙の旅」のプレスシートより抜粋
SF映画データバンク|チラシB面全文データ|2001年宇宙の旅 新世紀特別版
(c)GeneralWorks